こんにちは!スマイル式ダビマス攻略vol.6では本シリーズ記事のクライマックスとして、公式BCでワンランク上を目指すために少しだけマニアックな攻略情報をお届けします。
配合・調教・才能選択において、ダビマスで勝つための要素をもう一段階深く追求していきましょう。実用的な攻略情報を厳選していますので、最強馬の育成を目指す人に限らず、どなたもぜひ楽しんでもらえたらと思います。
①配合
有効因子が豊富な種牡馬たち
配合時の種牡馬と繁殖牝馬の血統内にある各因子の合計によって、配合産駒の能力の最大値が上昇します。
そこで、有効因子が豊富な種牡馬をピックアップしました。「vol.2 王道配合の型」の記事で紹介した「母父または父父配合」や「父母父・母母父配合」の種牡馬として用いると良いでしょう。
留意点として、種牡馬の父・父父・母父の因子数をカウントしています。また、種牡馬自身が持つ因子は含んでいません。因名持ちの種牡馬としてこれから新たに実装されることを想定しているためです。
【有効因子が豊富な種牡馬たち】
母父の底力・気性
前提として、種牡馬(父)の「底力」や「気性」が産駒能力に影響を与えるのは周知のことでしょう。
ですが実は、父だけでなく母父の底力や気性もまた配合産駒に影響するのです。例えば「父モンジュー✕母父ラヴレス」であれば、モンジューだけでなくラヴレスのパラメータもまた重要となります。
つまり「父の底力A」✕「母父の底力A」の配合産駒の根性は高くなりやすいのです。
【自家製種牡馬を母父として用いる場合は「B」扱い】
ただし、自家製種牡馬を母父として用いる場合はBと同等の扱いに変化します。自家製種牡馬の場合、せっかく「底力A」であっても、母父として用いれば「底力B」に降格してしまいますので注意しましょう。
一方、この仕様を逆手にとれば「底力C」の自家製種牡馬を母父に用いて「底力B」に昇格させることも可能です。実用的なテクニックとしてぜひ覚えておきましょう。
なお「底力」や「気性」以外にも配合産駒に影響するパラメータは存在します。
その中でも「成長」は盲点となりやすいので特に留意すると良いでしょう。父が「成長:普通」であっても、母父が「成長:晩成」であれば晩成が産まれやすく、母父が「成長:早熟」であれば早熟が産まれやすいのです。
例えばクラシック(3歳馬限定レース)を狙って「晩成」の産駒を避けたい場合。父だけでなく母父にも「早熟」または「普通」を用いると効率的です。なお「父:早熟」✕「母父:早熟」は早熟の産駒が最も誕生しやすい組み合わせとなります。
②調教
期待の馬を万全に仕上げるための実践方法はvol.1 失敗しない調教方法の記事内で紹介しました。ここでは私が普段から使っている未公開の調教方法をお伝えします。
レース翌週の調教もOK?
レース翌週は調教師から「疲れている」とコメントされるため、調教は一切しないかもしくは怪我しない調教(プールなど)に留めるのが通例です。
ですが、疲労がまったくない状態(デビュー前、放牧明け、前走からレース間隔が十分に空いている時など)で迎えたレースの翌週の1回目調教として「ダート一杯」や「坂路一杯」の調教を行っても体質Aであれば怪我しない場合が多いです。
(怪我のリスクを踏まえて)スタミナを高めたい時、馬体重を減らして調整したい時などに試してみてくださいね。
体質を高める方法
怪我なく期待馬を万全に仕上げるために、体質がAであるに越したことは有りません。そして体質をあげるためには放牧(温泉)が有効です。
1回の放牧で体質B(C)の馬が体質A(B)に変化することもありますし、2回・3回と放牧することで体質がやっと一段階アップする馬もいます(変化しない馬もいます)。
育成スケジュールに余裕があれば、体質アップにチャレンジするためにデビュー前に放牧(温泉)に出すのは一案でしょう。
3歳9月までにBC登録
3歳9月までにBC登録を行った場合、菊花賞や秋華賞を舞台とする公式BCであれば馬齢重量により斤量が1キロ軽くなります。
ダビマスにおいて斤量1キロの差はスピードアップの恩恵をもたらしますので、3歳9月までにBC登録することが望ましいでしょう。
さらに「vol.1 失敗しない調教方法」や前述の「体質を高める方法」などを駆使することで、3歳9月までにハンデMAX(G1 10勝以上)でBC登録することも可能です。育成の難易度は高いですがぜひ挑戦してみてくださいね。
③レースと才能選択
レースの仕組み(スピード編)
基本的なレースの成り立ちについては「vol.3 勝つための才能選択」におけるレースの仕組みで紹介しましたが、本記事では特にスピードに焦点を当てます。
競走馬の主な能力にはスピード・スタミナ・根性・気性・ダート適性がありますが、中でもスピードはあらゆる場面(以下)で影響するため最重要な能力です。
【スピード能力が影響する場面】
- ・出走表の全ての印
- ・スタート直後のポジション
- ・最終コーナーの追い出しタイミングの早さ
- ・最後の直線での脚の速さ など
【スタート直後のポジション】
特に私が注目しているのはスタート直後のポジションです。同じ脚質同士のポジション争いにおいて大きく影響するため、ライバルたちより少しでもスピードが高ければ有利に戦えます。
【スタート後のポジションを決定する要素】
- ・スピード(スタート直後に影響する)
- ・スタミナと枠順(スタート後の二の脚に影響する、外枠が先行しやすい)
- ・気性(出遅れに影響する)
- ・脚質 など
以上のようにスピード能力がレースのあらゆる場面で有利に戦うために必要となるのです。
スピードで差をつける才能選択
スピードを高めるために、特別調教師才能で能力を補うことが有効です。
【スピードの常時バフ】
特別調教師才能によってスピードを高める方法はシンプルで、「常時、脚が少し速くなる」「常時、脚が速くなる」などの発揮効果を持つスピードの常時バフを用います(才能の基本知識については「vol.3 勝つための才能選択」の常時バフと直線バフをご覧ください)。
ここで問題となるのは同じ才能文言の常時バフ才能でも効果に差があるということでしょう。これを見極めて才能選択することができればライバルに差をつけることができます。
【常時バフ才能の判別方法】
- (1)ビワハヤヒデ✕グレイスプレストなどでスピスタBC以上の馬を2頭用意する
- (2)1戦だけしてスピスタCDギリギリまで能力をあげる、調子上り8割、ベスト馬体重+50キロで能力を揃える
- (3)1頭目に才能を付与してBC登録
- (4)2頭目に芝一杯を1本ずつ付与してBC登録
- (5)ひとりでBCで2頭の印比較。印が釣り合うまで(4)を繰り返す
【印比較の注意点】
- ・印(スピスタの能力)が釣り合う場合、内枠の馬の印(左から1番目と2番目)が厚くなります。内外の枠順を入れ替えて、内枠に入ったほうの印が厚くなれば能力が均衡していることを意味します。
- ・騎手の得意コースを選ばないように気をつけます。新潟競馬場などがオススメです。
- ・騎手に僅かな能力差があるため、ランクの高い騎手同士で比較します(騎手の能力は定期的な更新が見込まれるので明言はできませんが、騎手選択画面の上位に表示される騎手を選びましょう)
- ・実は競走馬には固有の得意距離が距離適性の範囲内で設定されています。ビワハヤヒデ産駒であれば、距離適性1600m〜3600mの範囲内で1つの距離(例:2000m)でスピードが高まるという裏仕様があるのです。そのため、複数の距離で比較するとより正確に判別できます。
- ・才能の発揮条件に「好調」が含まれる場合、ベスト馬体重+50キロの状態で藤枝厩舎の馬じゃらしを使って上り調子9割にします。すると調子が好調で固定されるため簡単です。一方、同様に「絶好調」が含まれる場合はこの判別方法では計測できません。
至高の1頭に巡り合うために。私は未知なる攻略情報を掴むための研究を続け、数多くの生産も行っています。ですが「コレだ!」という馬に出会うのは簡単ではありませんね。
そしてこれから新たなダビマスユーザーがきっと現れるでしょう。終わりのない旅路の先に、ダビマス史に刻まれる最強馬を目指して!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。そして最後に。歴代のユーザーたちによって結集された知恵を礎として本記事を執筆してきました。それに敬意と感謝を持ってスマイル式ダビマス攻略を完結といたします。
※記事の内容は、スマイル牧場さんの見解で作成しており公式見解ではありませんのでご注意ください